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一見、虫歯と分かりにくい歯の方が、より重症である可能性もあります。
例えば、"2次カリエス"といって、既に治療済みの歯の中が虫歯になっている場合です。
色も、黒やこげ茶色の虫歯より、ベージュのような色で虫歯だと分かりにくい方が、痛みがなくても進行していることがあります。
痛みが出てから治療したのでは、虫歯が神経に及んでいる可能性があり、神経に及んでいた場合、神経を抜かなければならず、治療時期としては遅いのです。
当院では、チェック体制を万全にすることで、早期発見により、必要最小限の治療が可能となり、患者様の歯の健康も保たれております。
もちろん、虫歯の形状によっては経過観察で、虫歯の状態を見守ることもあります。
この判断の基準は、患者様の歯の神経を抜くことなく長持ちさせられるかどうかで決めています。
歯を長持ちさせるためには、歯の神経を温存することが肝心です。
当院に通われる患者様には、ご自分の歯を長く大切に使って生活できるように、患者様それぞれに、歯の状態を見て、治療の要否から丁寧にご説明させていただきます。
治療の必要性をお伝えすることは、患者様ご自身の注意を促す良い方法だと信じております。
その情報を知らないで放置するより、心の片隅にでも留めて頂いた方が、状態の悪化は食い止められるとの考えから、詳しくお伝えするようにしています。
2014年2月 5日 10:47 posted
